私たちの取り組み

西表島の海岸に落ちていたごみ

昨今のプラスチック製品やごみ自体の廃棄量の増加に伴い、将来の地球環境を憂う声が多く上がっています。危機が迫っていると人は言いますが、現状はもうすでに危機の中にいると僕は考えています。

東北の地震で流された郵便ポストが日本のはるか南の島、西表島に漂着したことを知っていますか?

私たちが出すペットボトルのごみは年間で230億本と言われ、その中の12パーセント、つまり26億本は回収されず一部が漂流ごみとして海を漂います。  

先のポストはハワイなどを回り環太平洋をぐるりと一周して西表島まで流れてきたそうです。 私たちの生活は日々ごみを出しますが、家の目の前にごみが流れ着くことはありません。ただ現実には、様々な人が出したごみが世界をめぐり、誰かの生活を汚しているのです。

現在日本は、世界第3位の廃プラスチックゴミ輸出国です。世界へゴミを輸出したり、日本の地方へ埋め立てしたり、サーマルリサイクルの名のもとに焼却。リサイクルされているのはほんの一部だけ。そしてこの先プラスチックゴミも含め、ゴミの量は増加する一方です。

マイボトルと使い捨てカップ

私たちにできることはなにか。僕らコーヒー屋にできることはなんだろうかと仲間たちと考えました。 ストローを紙に切り替え、極力使わずに提供することに挑戦し始めました。では次は何に挑戦するか。それはテイクアウトカップを減らすことです。

みなさんが持っているタンブラーや水筒をぜひ持ってきてください。1日に何百というカップごみが鎌倉でさえ出ています。

みなさんの協力が不可欠です。ぜひお気に入りのカフェや日常の生活でBring your own bottle。マイボトルを持ち歩きましょう!